カード情報の変更をやっておかないと モバイルギアでは認識しません。 マルチファンクションカード全般に言えることかもしれませんが、
一度 Windows9xノートに挿す必要があるっていうのも謎な仕様ですが、 どうやらDS-110の仕様を引きずっているようです(ヤレヤレ)。
一々ケーブルを出してPHSと繋げて云々という面倒さから解放されるのは 非常にありがたいことですし、片手でPHSを持っておく必要もありません。が、
小型デジカメに迫る大きさがあり、重量は175g+αです。
個性が強く"かっちょいい"外観ではありますが、ポケットに入れると ものすごく格好悪いです(苦笑)。
夜間に電源を切るなどの策を講じれば一週間持ちますが、 heavy dutyで使っている人に言わせれば「3日でなくなる」そうです。
本当にでかいです。4.22V 300mAなのに何故こんなにでかいんだ? と思いつつ開放状態の電圧を測ると、定格と同じ 4.22Vでした。 MDやなんかだと電圧降下を充電管理に使ってるフシがあるのですが、 そういうわけでもない...
せやったらスイッチング電源にせんかボケッ。
というわけで 5.3Vの電源+整流用ダイオードで 約4.2Vまで降圧させた 電源を作ってみたのですが、DS-320の充電LEDは光るものの 充電は成されず、 それどころか放電されているという始末 (;_;)。 仕方ないので 7Vの電源+LM317T で作り直しました(電圧 4.25V)。 今度は電圧降下が少ないため、快調に充電してくれます。
DS-320の充電端子は普通の(?)パーツ屋さんでも売っている 統一規格プラグ (EIAJ-2, 6.3V以下) ですので、簡単に自作電源を 繋げることができます。しかしI/Fがクレードルのみという モバイル機器にあるまじき設計は何とかしてほしいですよね。特にPHS。
通話中に電源の表示が異常に減少することから 電圧しか検出していないことが予想されます。 リチウムイオン電池は(ニッカドやニッケル水素と違って)放電するに従って 電圧が下がるため「これで良いのだ」と言えないことはないのですが、 電流の積分くらい...ねぇ。
充電するときも 満充電で停止などの制御がないらしく、放っておくと 延々充電するそうです。リチウムイオン電池なのに。 火ぃ出たらどないすんねん?
充電LEDもまた全く頼りになりません。先の「充電LEDが点いてるのに放電していた」 というのも駄目駄目ですが、充電中にAC側のアダプタを引っこ抜いても 本体に繋がっている限り充電LEDはつきっぱなし。はあぁ〜....
発売時期を考えればある程度は仕方ないのかもしれませんが、
エッヂ端末が出ている現在となっては、手動ハンドオーバー機能 (パワーコネクトボタン)すら無いというのは痛いです。 電車の中で使おうと思ってはいけません。たとえ南武線でも。
バイブレーションユニットとして分割したことについて、 PHSを鞄に入れっぱなしにしている人が多いからと京セラは言っています。 それはそれで正しいのですが(DataScopeでかいし)、じゃあ本体に バイブレーションが無くても良いのかというと、それはまた別の話でしょう。
DataScopeをこれ以上大きくしないための苦肉の策と勘ぐりたくなります。
この辺は設計者のポリシーですからなんとも言えませんが、 機能としては欲しいところです。
一応、隠しAPIを使った作曲は可能らしいです。
「電話番号おしえてくれへん?あ、俺の端末070-****-****やから
こっちに掛けてくれたらええわ」
なんてことができません。
Pメールもアラームも着信も同じ音量....堪忍して〜な。 着信音の鳴り分け機能よりまずこっちでしょうに。
まあ、音量の設定が即座にできるからまだ救われているんですけど。
単純ですが、非常に重要な点です。どうやって スケジュール入れたり電話帳メンテしたりするのかと悩むくらい使いにくいです。
入力は諦めてビューアーとして使いましょう。もしくは他のPDAを使いましょう。 DOSもば+タスク、 良いですよっ。