もばでInternet (0)準備編

モバイルギアはモデムを内蔵していますので、これを使ってインターネットにアクセスすることが出来ます。また PCMCIAソケットにデータカードを挿し、それを使ってインターネットにアクセスすることが出来ます。

これからの話の理解にはある程度のバッチファイルの知識が必要になります。ご了承下さい。

  1. 必要なもの
  2. 面倒を避けるために
  3. PPP接続
  4. 他のプログラム
  5. データカードの使用
  6. ローミングサービス
  7. 主頁に戻る メール


必要なもの

使用するソフトと実行ファイルの置き場所を示します。

殆どをdドライブ(内蔵メモリ)に置いているのは、各種データカードでの通信を前提に考えているからです(Bobcat-Jはでかいからaドライブ)。内蔵モデムでしか通信しない場合は、原則的に 以降の d: という記述を全て a: と置き換えて下さい。

また、内蔵メモリに置いていますので 実行ファイルの圧縮はほぼ必須で、昔流行ったdietが非常に重宝しています。但し実行ファイルを書き換えるプログラム(fd等)を圧縮すると不具合が起こりますのでご注意下さい。


面倒を避けるために(日本語表示ファイルを限定する方法)

日本語表示ソフトを一つに絞るには以下の理由があります。

ですから、Aドライブ(フラッシュATAカード)を用いて内蔵モデムを使用する場合に於いては、複数の日本語表示ソフトに対応したバッチファイルを書くこともできます。ただしバッチファイルはmgdisp2を前提に書かれています。

日本語表示 行数設定 省電力 省電力解除 省電力オプション
mogd なし mgps/mgbatt -r / -r 無し / -s:デフォルト
mgdisp vmode mgps/mgbatt 同上 同上
mgdisph vmode mgps/mgbatt 同上 同上
mgdisp2 mgs mgs -z -z-:以前の設定を記憶している

環境を一つに絞る方法は簡単で、起動時に日本語表示ソフトによってpathの設定を変えておけばいいのです。

のように。そうして mgdispからしか使わないプログラムやバッチファイルは a:\util\disp\ に入れておけば、他の日本語ソフト使用時にはパスまで設定しないと使えないため、実質的に他の環境から使えなくなります。

また、end.batとかnomodem.batという内容の無いバッチファイルを 使わない日本語ディスプレイだけがパスを通しているディレクトリに置いておく方法もあります。バッチファイルからnomodemを実行させると、nomode.batが見つからない場合はそのまま処理が続行されますが、nomodem.batが見つかるとそこで何も書いてないnomodemに処理が渡され、終わってしまいます。


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