+-Archive-+- program -+------ 役割 ----+-- 必要条件 ----+---- 置き場所 ----+ | DOSPPP | | d:\term\pppと仮定 | | |EPPPDD.exe |主実行ファイル EPPPD.exeでも可 | | |CHAT.exe |スクリプト呼出し 必須 | | |TERMIN.com |切断に使用 必須 | +---------+-----------+----------------+----------------+------------------+ |設定集 | |DOSPPP用設定集 上三つと同じ場所 | | |LOGIN?.cfg |EPPDD用設定 Login認証 | | |LOGIN.scr |スクリプトの記述 Login認証 | | |PAP?.cfg |EPPDD用設定 PAP/CHAP認証 | | |PAP.scr |スクリプトの記述 PAP/CHAP認証 | | |ISP.ip |TCP/IP関連設定 必須 | | |ISP.pas |暗号記述 必須 | +---------+-----------+----------------+----------------+------------------+ |バッチ集 | |バッチファイル集 パスの通った場所 | | |DIAL2.bat |PPP接続 datacard使用時 | | |DIAL3.bat |同上 モデム使用時 | | |PASSWD.bat |設定file格納 必須 | +---------+-----------+----------------+----------------+------------------+ |他tool | | パスの通った場所 | |LHA |LHA.exe |ファイル圧縮 必須 | |EXIST |EXIST.exe |ファイル有無確認 必須 | |FES |FES.exe |ファイル暗号化 必須 | |MGCOM |MGCOM.com |COM1/2/4のon/off datacard使用時 | |MGCOM3 |MGCOM3.com |COM3のon/off モデム使用時 | +---------+-----------+----------------+----------------+------------------+
(おまけ)DOSPPPの version 0.6ではCHAPによる認証が可能になりました。アーカイブ内アーカイブで提供されていますが 従来のLoginやPAP認証でも従来通りに使えますので、将来を見越して乗り換えてしまいましょう。ただ私は PAP/CHAP認証の必要なプロバイダに加入していませんので、確認が取れません。ご了承頂くとともに 動作・非動作確認をいただければ幸いです。
PAP認証の場合は、上に加えて、IDとパスワードの記入が必要です。 IDと PASSWORDという文字列がファイルの最後の方(8行目と9行目)にありますので、これを各自の ID・パスワードに書き換えてください。LOGIN認証の場合はファイルの編集は不要です。
(注意)ファイルはpasswdの右端で終わるようにしてください。最後に改行コードが入ると駄目だそうです。
ATDT06-6123-4567 トーンLogin認証の場合は IDとパスワードの記入が必要です。 IDと PASSWORD という文字列がファイルの最後の方(11,12行目)にありますので、各自の ID・パスワードに書き換えてください。
ATDP06-6123-4567 パルス
また、ファイル名を ISP.scr に変更してください。
print="MC-MK12"インターネット接続業者からもらった説明書を参考にして太線の部分を訂正してください。下表のような表現になっていることが多いです。
nameserver=DNSサーバー
nameserver=副DNSサーバー
netmask=0.0.0.0
gateway=0.0.0.0
domainlist="ドメイン"
SOCKDELAY=150
このファイル内の表現 | 一般的に用いられる表現 | 記入例 |
nameserver(2行目) | 主DNS(ドメインネームサーバー) | 127.115.12.1 |
nameserver(3行目) | 副DNS(ドメインネームサーバー) | 127.0.0.2 |
domainlist | ドメイン | isp.ne.jp |
d:\utilという記述(13行目と16行目の二カ所)を、各自がFES.exeを置いているディレクトリに変更してください。
>passwd e ispと入力してください。これでPPPに関連する設定ファイルが全て圧縮され、暗号化されれば(ISP.fesというファイルができているはずです)問題ありません。
復号+解凍のためには
>passwd d ispです。解凍されることを確認してください。
確認が終了しましたら、 PASSWD.bat をエディタで開き、先頭行
rem @echo offの rem だけを消してください。
mgs /z :省電力設定解除(15行目)となっており、これは日本語表示ドライバに mgdisp2 を用いた場合の記述です。
mgs /z- :省電力設定復活(53行目)
また、DISL3.bat に関して フラッシュATAカードを使っていない方は、16行目の記述を以下のように変更してください
mgcom3 on card=on
↓
mgcom3 on card=off
>dial3 scrとコマンドプロンプトから入力すると PPP接続が実行され、
Installed Packet Vector 0x61という文字列が出たら接続成功です。とりあえず
>dial3とコマンドを入力し、切断してください。
動作確認が終了しましたら、DIAL2.bat または DIAL3.batをエディタで開き、先頭行
rem @echo offの rem だけを消してください。
TERMINAL ONという行を加えると手動で操作することができます(ESCキーで自動に戻ります)。
#完全に手動で操作してチェックするという方には KTX (KmTerm for eXpert) などの端末ソフトをお勧めします。
sockdelay = 150の値を300までの範囲で増やしてみてください。
38400を 19200 に変更してみてください。
ファイル | 内蔵モデム経由 | PHS経由 |
PPP設定 | AHIPHONE.cfg | AHIPHS.cfg |
スクリプト | AHIPHONE.* | AHIPHS.* |
IP設定 | AHIPHONE.ip | AHIPHS.ip |
パスワード | AHIPHONE.pas | AHIPHS.pas |
>dial3 045のようにスクリプトファイルの拡張子を第一引数に指定すれば、ユーザーの指定したスクリプトファイルを用いて接続されます。
ISP1 | ISP2 | |
PPP設定 | ISP1.cfg | ISP2.cfg |
スクリプト | ISP1.* | ISP2.* |
IP設定 | ISP1.ip | ISP2.ip |
パスワード | ISP1.pas | ISP2.pas |
それが終了すれば、コマンドライン上から
>dial3 isp1 045と入力してください(045は指定するスクリプトファイルの拡張子です)。これでPPP接続が実行されます。
>dial3だけで行えます。
set isp=%1をみてください。これは、
if "%2"=="" set isp=ISP
7行目:「第一引数を環境変数 isp に入れる(これは設定ファイルの名前として使用されます)」という意味です。御察しの通り、PPP接続の実行には環境変数 isp に定められた設定ファイルセットが用いられますので、主に使うプロバイダの名前を 文字列 ISP の代わりに入れておけば良いのです。
8行目:「第二引数がない(第一引数しかない)ときは、環境変数 isp には ISP という文字列を入れる」
たとえば 主に使う設定ファイルセットを MAIN 、たまに使う設定ファイルセットを SUB と仮定すると、 DIAL?.batの内容は
set isp=ISPと書き換えることができます。これで、設定ファイルセット MAIN を用いるときの接続は
↓
set isp=MAIN
>dial3 045となり、設定ファイルセット SUB を用いるときの接続は
>dial3 sub 045となります。
また、DIAL3.batから データカード用の設定ファイルセットが呼び出される危険もありますので、何らかの排他制御を掛ける必要があります。私はどうしているかというと、DIAL2.batの7,8行目を
set isp=%1-pのように書き換えています。こうすると、下に示すように簡単な排他制御を掛けることができます。
if "%2"=="" set isp=ISP-P
>dial2 isp 045 → 設定ファイルセット ISP-P が使用される
>dial3 isp 045 → 設定ファイルセット ISP が使用される
echo onという記述は接続確認のための動作オプションです。動作が確認できたら消してもかまいません。