もばでInternet (3)データカード等の使用

データカードなど、内蔵モデムによるアクセス以外の方法をとる際の変更について少々。 主頁に戻る もばInternet頁の最初に戻る (1)PPP接続編に (2)他のプログラム編に (4)ローミングサービス編に メール


dドライブに入れるもの

データカードを使用するということは、少なくとも接続中はdドライブで全てを運用するということです。ですから、前に挙げたもの以外にも あたりはdドライブに入れておく必要があります。さらに、普段 NECAI 以外のFEPを使用している場合は、使うFEPを入れ替えるために 英語DOS(左右のshiftキーを押しながら電源を入れたあの状態)まで戻って再起動する必要があります。ですから をdドライブに入れておく必要があります(各プログラムについてはdos化の頁もご参照下さい)。

また、内蔵の辞書を使った字引 whats, mgedic や FEPへの登録に使うaiut等をいれておいても良いですね。


データカードの設定は?

COM2 IRQ=3 です。


FEPを入れ替える

では、FEP入れ替えのための日本語化再起動を行うバッチファイルを紹介しましょう。ここではFEPとしてWX2を扱っていますが、FEPによって異なる箇所は adddev d:\util\dsp2\dsp2-wx.dev の部分(とdevファイルの内容)だけです。日本語表示ソフトは例によってmgdisp2を使用していますが、それ以外の表示ソフトをご使用の場合は...適当に変更してください。
@echo off
if "%1"=="ai" goto necai
if "%1"=="AI" goto necai
if "%1"=="wx" goto wx2
if "%1"=="WX" goto wx2
goto default
 
:necai
if %d%==1 echo already is.
if %d%==1 goto end
set path=d:\util\dsp2;d:\util
set d=1      ;フラグを立てる
deldev       ;FEP等をデリート
adddev d:\util\dsp2\dsp2-ai.dev
mgai -u sysattr=133003 echoattr=203013 >nul
mgs /w35 /f /t0 /k /v2
mgs /z
d:
echo モデムカードを挿して下さい
pause
goto end
 
:wx2
if %d%==1 goto change
echo already IS
goto end
 
:change
echo ATAカードを入れて下さい
pause
exist a:
if errorlevel=92 goto noata
mgai -r
deldev
adddev d:\util\dsp2\dsp2-wx.dev
mgs /w35 /f /t0 /k /v2 /v3
set path=d:\util\dsp2;d:\util;a:\bat;a:\util;a:\;c:\
set d=
goto end
 
:noata
ATAを入れてください
 
:default
echo usage "D:\ch {ai | wx}" echo.
 
:end
FEPをadddrvで・日本語表示ソフトやpansi.sysをadddevで導入すると分ければ、もしかしたら日本語表示ソフト等は一々 リロードする必要が無いかもしれません。


音響カプラーでPPP接続

海外旅行に際して、「モデムセーバーやら各国用アダプタを買うのが面倒だぁぁ」とばかりに音響カップラーを買ってしまいました。当然、国内でもデジタル交換機回線で使用することを念頭に置いてます(極悪人)。

ここで補足。音響カプラーとは、モデムの発する「ぴーぎゃ〜〜〜」音を直接受話器から送受するものです。ですから受話器と合体することさえできれば基本的に電話を選ばず、モデムを挿すとやばい回線(デジタル交換機の内線など)でも大丈夫です。欠点は外音に弱いことと 単純な機能の割に高いこと (;_;)。音響カプラーに関する頁を見つけたので、参考文献に挙げておきます(はいぱぁてきすとって便利だなぁ)。

最近のモデムには II+じゃないと動かないのが多いとまでアイツーのあんちゃんに言われて かなり鬱が入ったのですが、何はともあれ試すしかありません。

試行錯誤の結果、どうにか9600〜14400bps動きました。ただパルス回線では手動でダイヤルするのですが、このタイミングが難しいです。ATD(または適当な番号...たとえばATD0)というATコマンドを打ち込んだ直後に手動でダイヤルすると動くみたいですので、dospppの接続スクリプトファイルの適当な箇所(たとえばOK AT&F の後)に TIMEOUT 60 と ECHO ONの2行を入れてみて下さい。スクリプトファイルは以下の通り。

ABORT ERROR ABORT BUSY ABORT 'NO DIALTONE'
ABORT 'NO CARRIER' ABORT RING
REPORT CONNECT
TIMEOUT 10
'' ATZX3
OK AT&F
TIMEOUT 60         ;60秒進展がなかったら切るというコマンド
ECHO ON           ;パスワード以外の結果を画面に出す。
OK \dATD0
CONNECT \c
ogin: [ID]
word: [Password]
ECHO ON はバッチファイル内でepppddの行に >nul を付けても結果を画面に表示する上 パスワードを晒さないので、原因特定にもかなり役だってくれるでしょう。

但し、「なんとなく動かない」ってことが多いのも事実ですので、余力のある方は KTXを使ったダイヤルに挑戦して下さい。dospppであーだこーだ いじるより確実な気がします。逆に「最近のモデムじゃないと動かない」ってのは Windows95のPPP接続スクリプトそのままでは動かないって意味なのかもしれません(とりあえず ThinkPad600で玉砕しました)。


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