もばでInternet (4)海外から

海外からInternetに接続する方法としては、

  1. 現地のInternet service provider (ISP) と契約する
  2. 世界中にアクセスポイントを持っているISPと契約する
  3. ローミングサービス(仲介業者)を介して日本のプロバイダに接続する
  4. 国際電話をかける

の4種類くらいが挙げられます。ここでは 3 についてのみ説明します。4 は説明の必要が無いし、1,2 は説明出来ない...。

また、他に参考となる頁を二、三挙げておきます。

主頁に戻る もばInternet頁の最初に戻る (1)PPP接続編に (2)他のプログラム編に (3)データカード編に 激励や苦情のメールはこちら


ローミングサービスを介して接続

ローミングサービスとは、簡単に言えば海外のアクセスポイントから日本のプロバイダへ仲介を行うサービスです(ホンマに合ってんのかいな?(^^;))。 主な仲介業者としては iPassとGRiCがあり、契約している日本のISPは以下の通り。

GRiCは、単純にIDの代わりに ID@isp.ne.jp を使えば良いようです(が、海外では失敗が多かったっす)。対するiPassは相当複雑かつアクセスポイントによって変わるという極悪ぶりですから、

あたりを参考に頑張って下さい。しっかし非 Win/Mac機で iPass経由ってのはホンマに面倒ですな。値段も高いし。

副プロバイダとメール

さて、現在契約しているプロバイダがローミング可能であれば そのままで良いのですが、そうでない場合は もう一つプロバイダと契約する必要があります。このような副プロバイダとして候補に挙がりそうなサービスプロバイダは インプレスの頁から検索できます。

ただ、ローミングに限らず 常時接続とか複数のプロバイダと契約している時に問題となるのが メインとしているプロバイダのメールの取り扱い方針です。

メールを受信するときは ユーザ名とパスワードによる認証が必要ですが、メールを送信するときはこの認証が必要有りません(というより、手順書に定められていません)。さすがに誰からでもメールを発信できるとなると メール爆弾の発信地にされてしまうので、自前のアクセスポイント以外からのメール発信に規制を加える必要があります。

一番単純なのは 自前のアクセスポイント以外からのメール発信を全て禁止することです。実際そういう方針(場合によっては受信も禁じる)を取っているプロバイダも存在します(InterQ等のQ2系や、外部からのメール送受信について書かれていないプロバイダに多い)。

しかし、自前のアクセスポイントからしかメールを送受信できないとすると 今度はローミングアクセスや副プロバイダから接続している人が困りますから、多くのプロバイダは下に示す2種類のうちどちらかの対処を行っています。

前者の From行見るだけというのは危険性が高いので、最近は後者の SMTP after POP が主流です。


参考文献など

個人頁:西アフリカからインターネット!

MXエンジニアリング内の「やっかいなモデム」(モデムや電源の形状がわかる)

ウメハラ・ダイレクト内の「トラベル情報BOX」(同上)


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