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網走→摩周まで輪行して摩周湖ヒルクライム、川湯温泉または摩周から輪行して釧路または根室泊。
時間が有るようなら知床斜里からウトロ辺りまで足を伸ばしてみたいのですが、ちょっと乗り継ぎが厳しそうです。
駅が近いため汽車の音が五月蝿く、またカーテンが無いので朝から日差しが厳しく、5時には目が冷めてしまいます。
4人のうち寝坊助ライダー一人を残して全員起床してしまい、6:20ごろに出発しました。
網走駅では掃除のじーさんにゴミ袋輪行と勘違いされ「自作ですが何か?」と返す一幕も有りましたが、6:41 発の一番汽車に乗りこみます。次はオリーブドラブで作ろう。
昨日同じ宿の民宿側に泊まっていたおっちゃんに遭遇。鉄道で日本一周しているそうです。何となくYoshiえ!? さんに雰囲気の似たこのおっちゃん、車窓をビデオ撮影しながらナレーション入れるなど なかなか気合が入っています。
おっちゃん面白いから知床やーんぴ。
摩周まで直接行くと到着は8:34。結構早いのは良いのですが、昨日の宿に眼鏡を忘れていました。駅到着後に連絡して送付を依頼。うへえ、申し訳ない。
摩周駅にはコインロッカーに加えて手荷物預かり所まであるので、身軽にヒルクライミングが出来ます。ただ問題は川湯温泉から輪行する場合は摩周駅での荷物回収をどうするか。川湯温泉発 11:40, 13:29 の便は摩周駅の停車時間が1分しか有りませんので、16:29 まで待たなければなりません。うーん。
9時に案内所が空いたので、バスの時刻も教えてもらいます。川湯温泉〜摩周間には路線バスが30分で走っており、川湯温泉発は 7:25, 9:25, 13:30, 17:15 の4本。しかしJRは川湯温泉 13:29 → 摩周 13:45なので、バスからJRへの接続は不可能です。
というわけで選択肢は3つ。1)16:29 まで待つ 2)荷物を全部持っていく 3)摩周まで自走で戻る
私の回答は ……(1)。どーせ時間なんて予想外に掛かるものだから良いのです!
余裕ができてしまったので駅前弁当屋の開く 10 時まで時間を潰し、取れたミラーを付け替えて……あれ?
自転車セット(ヘルメット・帽子・レーパン・グローブ)がありませんがな。
乗っていた汽車の釧路到着は10:07。駅に電話すると、幸いにも確保済だそうで……しかし忘れ物多いなあ。
ちなみに摩周駅にはネットに繋がる PC 端末と無線 LAN のスポットがあり、案内所が開いている時間なら使用可能のようです。設定を聞くと AP 名と思しき文字列を教えてもらいましたので、多分 WEP 無し。
まずは駅前にあるぽっぽ亭の豚丼で朝食。
線路・釧路川沿いに網走方向に少し走り、踏切を渡って国道243号に合流。そこから数百メートルで摩周湖展望台への登り口に入りますが、ちょっと美味しそうなラーメン屋があったのでふらふらと寄ってしまいました。
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魚醤ラーメン美味でした。でも大森駅すぐそばに店があるんですね。
食べすぎを少しだけ後悔しつつも展望台への道を登っていきます。最初は草原を走る真っ直ぐで階段状に緩急のある坂、森に入って第一展望台まで4kmの看板を超える辺りからカーブが多くなり傾斜もきつくなります。しかも走っても止まっても蝿が寄ってきて鬱陶しい!
しばらく走ると森から草原に変わりますが、傾斜は変わらず。休んでしまうと走るときに腿が重くなるので、軽いギヤでゆっくり進みます。
どーにか約1時間20分くらいで標高545mの第一展望台に到着。バスと人と土産屋で溢れかえっているのはちょっと意外でした。冷房まで利いているので大休止とします。でもマリモとかメロンは関係無いだろう(頬張りながら)。
十分な休憩の後、更に登って標高670mの第三展望台に到着。ここは建屋もなくバスは夏季に一本あるだけという寂しい場所ですが、眼下に迫る湖面は必見です。
ちなみにこの日は快晴で、第一第三ともに湖面がよく見えました。さらに3年は自由の身ですよ本当に来てよかった。しかし汗が目から出て前がよく見えません :-P
第三展望台から川湯温泉まで一気に下ります。畝が無く往路は登りだけ、復路は下りだけなのが嬉しいところ。下って登るのは心理的に嫌なので。
標高で言えば川湯温泉の方が50mほど有利ですが、川湯側はきついカーブが多いため車をやり過ごすのが面倒です。傾斜については登ってみないと分かりませんね。地元の人によれば川湯側の方が厳しいらしいですが。
川湯温泉には記者の1時間前についてしまいました。温泉街に行く気力も無く付近の銭湯は定休日、足湯は熱すぎてまともに浸かれず、ザウルスもロッカーの中。まあのんびり待ちましょう。
川湯温泉駅は跨線橋が無く線路を渡る構造なので、輪行は容易です。上幌向・豊富・音威子府・摩周と泣かされましたからのう……
予定どおり摩周駅で15分停車の間に荷物を回収し、森を抜けて釧路湿原へ。これもなかなかの景色です。道路も無いため、まさに平原の真っ只中を突っ走っている感じが素晴らしい。西日だったのが少しだけ残念ですが、3日は雨のち曇という予報なのでノロッコ乗車も悪くなさそうです。
釧路は流石ターミナル駅、文明の利器エスカレータがあります。忘れ物を受け取り、窓口の空いている時間を確認します。22時半まで開いているのは夜行用でしょうか。
どうしても到着後にぐったりしてしまいますが、あまり遅くなる訳にも行かないので銀燐荘というライダーハウスに予約し、体に鞭打って行動します。宿泊先は駅から港に 1.5km ほど行った倉庫街にある民宿兼ライダーハウスでした。
宿の親父さんは灰汁がありつつも良い人で、「東京じゃあ食べられないだろー」なんて言いながらいろいろ振る舞って戴きました。まさに海鮮フィーバー。
北海道は恐ろしいところですじゃ。海岸近くなのでカモメ鳴きまくり。恐ろしいところですじゃ。