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ゆ〜ぞ〜の備忘録

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2007-08-01 [J] [trip] 北海道5日目 [長年日記]

今日の予定

網走→摩周まで輪行して摩周湖ヒルクライム、川湯温泉または摩周から輪行して釧路または根室泊。

時間が有るようなら知床斜里からウトロ辺りまで足を伸ばしてみたいのですが、ちょっと乗り継ぎが厳しそうです。

網走〜知床斜里〜摩周

駅が近いため汽車の音が五月蝿く、またカーテンが無いので朝から日差しが厳しく、5時には目が冷めてしまいます。

4人のうち寝坊助ライダー一人を残して全員起床してしまい、6:20ごろに出発しました。

網走駅では掃除のじーさんにゴミ袋輪行と勘違いされ「自作ですが何か?」と返す一幕も有りましたが、6:41 発の一番汽車に乗りこみます。次はオリーブドラブで作ろう。

昨日同じ宿の民宿側に泊まっていたおっちゃんに遭遇。鉄道で日本一周しているそうです。何となくYoshiえ!? さんに雰囲気の似たこのおっちゃん、車窓をビデオ撮影しながらナレーション入れるなど なかなか気合が入っています。

おっちゃん面白いから知床やーんぴ。

摩周まで直接行くと到着は8:34。結構早いのは良いのですが、昨日の宿に眼鏡を忘れていました。駅到着後に連絡して送付を依頼。うへえ、申し訳ない。

摩周駅

摩周駅にはコインロッカーに加えて手荷物預かり所まであるので、身軽にヒルクライミングが出来ます。ただ問題は川湯温泉から輪行する場合は摩周駅での荷物回収をどうするか。川湯温泉発 11:40, 13:29 の便は摩周駅の停車時間が1分しか有りませんので、16:29 まで待たなければなりません。うーん。

9時に案内所が空いたので、バスの時刻も教えてもらいます。川湯温泉〜摩周間には路線バスが30分で走っており、川湯温泉発は 7:25, 9:25, 13:30, 17:15 の4本。しかしJRは川湯温泉 13:29 → 摩周 13:45なので、バスからJRへの接続は不可能です。

というわけで選択肢は3つ。1)16:29 まで待つ 2)荷物を全部持っていく 3)摩周まで自走で戻る
私の回答は ……(1)。どーせ時間なんて予想外に掛かるものだから良いのです! 

余裕ができてしまったので駅前弁当屋の開く 10 時まで時間を潰し、取れたミラーを付け替えて……あれ?
自転車セット(ヘルメット・帽子・レーパン・グローブ)がありませんがな。
乗っていた汽車の釧路到着は10:07。駅に電話すると、幸いにも確保済だそうで……しかし忘れ物多いなあ。

ちなみに摩周駅にはネットに繋がる PC 端末と無線 LAN のスポットがあり、案内所が開いている時間なら使用可能のようです。設定を聞くと AP 名と思しき文字列を教えてもらいましたので、多分 WEP 無し。

摩周駅〜摩周湖登り口

まずは駅前にあるぽっぽ亭の豚丼で朝食。

線路・釧路川沿いに網走方向に少し走り、踏切を渡って国道243号に合流。そこから数百メートルで摩周湖展望台への登り口に入りますが、ちょっと美味しそうなラーメン屋があったのでふらふらと寄ってしまいました。

結果:1hit 750ダメージ
魚醤ラーメン美味でした。でも大森駅すぐそばに店があるんですね。

摩周湖登り口〜展望台

食べすぎを少しだけ後悔しつつも展望台への道を登っていきます。最初は草原を走る真っ直ぐで階段状に緩急のある坂、森に入って第一展望台まで4kmの看板を超える辺りからカーブが多くなり傾斜もきつくなります。しかも走っても止まっても蝿が寄ってきて鬱陶しい!

しばらく走ると森から草原に変わりますが、傾斜は変わらず。休んでしまうと走るときに腿が重くなるので、軽いギヤでゆっくり進みます。

どーにか約1時間20分くらいで標高545mの第一展望台に到着。バスと人と土産屋で溢れかえっているのはちょっと意外でした。冷房まで利いているので大休止とします。でもマリモとかメロンは関係無いだろう(頬張りながら)。

十分な休憩の後、更に登って標高670mの第三展望台に到着。ここは建屋もなくバスは夏季に一本あるだけという寂しい場所ですが、眼下に迫る湖面は必見です。

ちなみにこの日は快晴で、第一第三ともに湖面がよく見えました。さらに3年は自由の身ですよ本当に来てよかった。しかし汗が目から出て前がよく見えません :-P

ダウンヒル〜川湯温泉

第三展望台から川湯温泉まで一気に下ります。畝が無く往路は登りだけ、復路は下りだけなのが嬉しいところ。下って登るのは心理的に嫌なので。

標高で言えば川湯温泉の方が50mほど有利ですが、川湯側はきついカーブが多いため車をやり過ごすのが面倒です。傾斜については登ってみないと分かりませんね。地元の人によれば川湯側の方が厳しいらしいですが。

川湯温泉には記者の1時間前についてしまいました。温泉街に行く気力も無く付近の銭湯は定休日、足湯は熱すぎてまともに浸かれず、ザウルスもロッカーの中。まあのんびり待ちましょう。

川湯温泉駅〜釧路

川湯温泉駅は跨線橋が無く線路を渡る構造なので、輪行は容易です。上幌向・豊富・音威子府・摩周と泣かされましたからのう……

予定どおり摩周駅で15分停車の間に荷物を回収し、森を抜けて釧路湿原へ。これもなかなかの景色です。道路も無いため、まさに平原の真っ只中を突っ走っている感じが素晴らしい。西日だったのが少しだけ残念ですが、3日は雨のち曇という予報なのでノロッコ乗車も悪くなさそうです。

釧路

釧路は流石ターミナル駅、文明の利器エスカレータがあります。忘れ物を受け取り、窓口の空いている時間を確認します。22時半まで開いているのは夜行用でしょうか。

どうしても到着後にぐったりしてしまいますが、あまり遅くなる訳にも行かないので銀燐荘というライダーハウスに予約し、体に鞭打って行動します。宿泊先は駅から港に 1.5km ほど行った倉庫街にある民宿兼ライダーハウスでした。

宿の親父さんは灰汁がありつつも良い人で、「東京じゃあ食べられないだろー」なんて言いながらいろいろ振る舞って戴きました。まさに海鮮フィーバー。
北海道は恐ろしいところですじゃ。海岸近くなのでカモメ鳴きまくり。恐ろしいところですじゃ。

今日の結果

29.23km 2:25:13 max 55.0
高低差600mは特筆すべきでしょう。

ライダーの人と話していたときに出た言葉が印象的でした。
「そうか、チャリダーは標高で判断するんだ」


2007-08-02 [J] [trip] 北海道6日目 [長年日記]

今日の行程

釧路から根室まで輪行し、納沙布岬野寒布岬まで自走。

その後は霧多布(きりたっぷ)に行くか、阿寒自転車道を走るか。

釧路〜根室(花咲線)

今日も早起き。釧路駅のコインロッカーに箱を預け、 5:55 発の朝一汽車で一気に根室を目指します。

厚岸(あっけし)を出たあたりで線路のすぐそばに海が迫り、さらに河口の湿原が広がります。茶内(ちゃない)まではトコッロ列車が走っているようです。
浜中近辺で突然霧が発生したかと思うと、厚床(あっとこ)を越えた辺りで綺麗に晴れる。うーん、不思議だ。

根室

駅で撮影と情報収集。さらにバスターミナルで時刻表と地図ゲット。駅やバスターミナルにある案内図やチラシは侮れません。

「どりあん」という喫茶店が朝八時から開いているそうなので直行し、当然のようにエスカロップを注文。朝から洋風ソースカツ丼でも平気だぜ!

時刻表を見ると納沙布岬から帰るバスは11:40、2時間半以上あるので余裕かまして新聞など読んでいました。自民党惨敗とは聞いたけど、そこまで負けたか……民主党の資質は疑問ですが、政権交替の緊張感があるのは良いことです。
30分ほどで活字中毒が癒えたので出発。

根室〜納沙布岬

なだらかな曲線で形作られた緑一色の丘陵を突っ走る素晴らしい風景です。強烈な追い風のため、あっさり 30km/h が出てしまいます。

これは、帰りはバス以外に考えられませんなあ(笑

25km 余りを1時間であっさり走破。バスまで1時間あると思ったのですが、岬の周辺にはいろいろあるので1時間では足りないくらいです。最東端食堂の秋刀魚丼食べたかった……朝のどりあんで余裕こいたのが悔やまれます。

花咲線(かえり)

バスは根室駅で花咲線に接続していますので、駅弁を買ってすぐに乗車。今度は各駅停車なので、最東端駅の東根室を含めて駅を激写しました。それにしても車掌車の駅舎が多いなあ。

釧路〜山花

明日は天気が悪いようなので、走る予定だった釧路阿寒道路を前倒しで走ります。新富士駅まで輪行するものの、またもや階段。うへえ。

ツーリングマップルに載っている起点はどうにも自転車道らしくない構え。疑問に思いつつしばらく走って、やっと本当の起点に着きました。常呂もそうでしたが、自転車道内の案内は多いのに自転車道までの案内が少ないのは何故だろう……。

最初は舗装の良い道で、むしろ交差する道路が未舗装だったりするのが申し訳ないくらいだったのですが、10kmを過ぎた辺りから段々道の状態が悪くなってきました。5mに一つ位の割合でひび割れが延々続くので、16インチサス無しのMC-1では厳しいところです。また枝が時々落ちていると思ったら、茶色の固まり発見。これは猿払で出たというアレでしょうか……。

というわけで、山花の温泉施設リフレでリタイヤ。17:20発の路線バスで釧路駅まで帰ります。

山花〜釧路

バスの運転手さんによれば、阿寒湖の先にあるオンネトー湖が一押しだそうです。今日中に阿寒湖まで行ければ早朝便で行けたのですが、あいにく荷物を預けているのでそれは無し。

阿寒湖畔は色々あり、エコミュージアムセンターとアイヌコタンがお勧めのようです。また帰りに丹頂鶴公園で15分ほど止まるので、土産を見るか公園に行くことが可能だそうで。
どうせ明日は雨だから、ノロッコと阿寒湖&オンネトー湖で一日使うことにしましょう。レンタカーも良いけど、眼鏡を網走の宿に忘れてるんだよ痛ぇ。

夕食についても色々教えていただきました。

  • フィッシャーマンズワーフMOOの2階には炉端風の店がある
  • また岸壁炉端というテントの中で焼いて食べる店もある
  • 末広町に飲食店街がある
  • 刺身なら和尚市場向かいのスーパーアルプスで総菜を買って食べるという手もある

釧路〜宿泊先

昨日と同じ銀鱗荘で一泊。民宿側は筑波大アイスホッケー部の16人で満杯だそうですが、それで回避したのかライダーハウスの方は誰も泊まっていませんでした。釧路は夏でもアイスホッケーの出来るアイスリンクが5つもあるため、夏アイスホッケーの合宿地なんだそうです。

駅から銀鱗荘までの間ににわか雨が降ってきたので、結局夕食は外に出ず銀鱗荘で頂くことに。またもやお魚祭りです。

結果

49.92km 3:10:25、max 51.7km
可もなく不可もなく。

おまけ

大楽毛(おたのしげ)駅近くでジャスコ釧路店10km先の看板発見。110kmはこれのコラージュかなと思いましたが、帰ってから調べてみると根室近くに実物があるそうです。


2007-08-19 [J] [misc] Bluetoothの落とし穴、So-net の落とし穴 [長年日記]

北海道の記事はしばしお待ちください。

bitwarpに戻す理由

今までのモバイルネット環境は、ザウルス+Bluetooth 経由の WX-310K というものでしたが、今回 ザウルス+bitwarp PDA に戻すことにしました。その理由は以下の通りです。

  • WX-310Kの使い勝手が悪い(ボタンを押さないとダイヤルアップ待ち受けにならない、圏外回線切れでもBT接続が中途半端に残るなど)
  • WX-310Kの電池の持ちが悪くなった(一日持たない)
  • Bluetooth ドングルとしてUSB接続の小型な奴が出た(カード型から乗り換え可能)

So-netの会員ページは

稀に見る酷い出来です。会員情報を見るためには変更が必要で、その画面はなかなかに複雑怪奇。 更には手続き内容選択画面bitwarpサービス変更画面で表示されるコースが違うという始末。切れそうになるのをどうにか抑えて改善要望を送りました。

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